03-5829-8440
映像制作の準備・考え方・比較など、作る前に知っておくと便利なTIPS集。
映像制作会社の名前を知っていますか?一般の人があまり知らない制作会社の種類と分野
これまでは、クライアント自身が動画の質を下げる危険性ということで、「大手制作会社を選ぶメリット・デメリット」についてあらためて復習しました。
今回は、「映像制作業界にも住み分けや得手不得手がある」ということについてお話します。
- 1.「大手企業だから安心」なんていうのは時代錯誤!
今の時代にわざわざ大手を選ぶメリットは本当にあるのか? - 2.映像制作会社の名前を知っていますか?
一般の人があまり知らない制作会社の種類と分野 ←今回はここ - 3.年商や会社の規模で業者選ぶなんてナンセンス!
分業制そのものが作業スピードを遅らせる一番の原因なんです! - 4.想像力のない担当者がせっかくの動画を台無しにする!?
紙媒体と同じ意識で作るからテンポの悪い、つまらない動画になってしまう - 5.クライアントが口を出すから問題を解決ができない!
プロに任せてそれぞれの役割をきちんと果たすことが重要!
映像制作会社の名前をあなたは知っていますか?
一般の人があまり知らない制作会社の種類と分野
現在のようにネット社会になる前は、映像はテレビや映画館といった限られた空間でしか見る機会もなく、制作する会社も限られていました。
テレビでは各種番組コンテンツ(ドラマ、バラエティー、情報番組など)や、CM(コマーシャル)、映画館では当然劇場用作品など、視聴者はそれらを日常的に視聴していますが、その映像を制作している制作会社名を知っている方はほとんどいません。
今でこそテレビ番組で芸能人が業界用語や内輪ネタをしたり、ネットの情報で一般人にも認知されやすくなっていますが、昔はほとんどの人が「テレビはテレビ局が作っている」と思っていませんでしたか?
現在でも制作兼、ポストプロダクションで有名なところといえば「イマジカ」などが挙がるでしょう。
他にも「東北新社」や「共同テレビ」「テレビマンユニオン」「スイッシュジャパン」などを代表に山ほど存在します。
業界内では有名でも一般的にはあまり知られていませんが、人気番組を手掛けている制作会社はスタッフの派遣など含めると山ほどあります。
1つの番組や作品を同じ制作会社内のスタッフで作っている方が、逆に珍しい状況で、そのような場合は、だいたい低予算番組に限られます。
また制作会社ごとに得意分野はある程度分かれていて、
- テレビ番組は番組制作専門の制作会社
- CMはCM専門の制作会社
- 映画やドラマは、映画やドラマの制作を専門にした制作会社
といった感じで専門分野ごとに大体は住み分けされ、ネット時代より前の時代、企業向けの会社案内の映像やマニュアルビデオなどは、撮影機材や編集設備・環境を整えるのが今よりも大変だったため、それら制作会社の下請けなどが行なっているケースがほとんどでした。
そのような、映像制作業界はそもそも大手といっても一般的に認知度が低いものであり、一昔前の「テレビ番組はテレビ局が作っている」と同じような勘違いと一緒で、社名だけではほとんど判断ができません。
また、依頼を検討している業者の実績に有名な作品があったとしても、その会社の実績なのか、スタッフ個人の実績なのかも知っておいた方がいい時もあります。
その理由として、その作品に関わっているスタッフが自分たちの動画制作を担当してくれるかが分からないからです。
特に制作機能を内部で持っていない動画マーケティング会社や広告代理店に依頼する場合は、そのあたりを理解した上で依頼することをおすすめします。
最新記事
平成から令和へ。企業・ビジネスにおける動画制作の今後
スタッフや顧客の満足度UP!動画でみんなに信頼される企業を目指す
外国人スタッフの育成には動画が効果的!動画文化の人には動画が一番
「働き方改革」のキモは無駄を省くこと。動画制作をキッカケに業務の無駄を見直す
2019年令和「働き方改革」は動画で乗り切る!
2019年これから重要になるのは「独自性」。コンテンツを大量に作るのが勝利のカギ!
無駄な競争を避けて、高い費用対効果を!同じ土俵で相撲をしてはいけない相手とは?
カッコつけたら逆に嫌われる今の時代。見栄えより「共感」「リアル」が受け入れられる理由
大枚をはたいて安心を買うのは大きな間違い。「高いもの=いいもの」その根拠は?
「安かろう、悪かろう」は昔の話。どこの制作会社が作ってもあまり変わらないの・・?