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機材入れ替えに伴う機材チェックとストレステスト
インボイス制度の導入など様々な社会状況が変化する中、各企業の皆さんバタバタでたいへんなのでしょうか、そんな影響もあってか9月は比較的弊所は時間的に余裕があったので、機材の入れ替えや新しい機材のテストを行っていました。
今回は照明周りを変更しようとあれこれ新しい機材を検討しましたが、動画撮影メインの弊所ではスチルのようなスポット系の照明機材は現場で場所も取り、扱いづらいということあり、パネル型のこれまでより光量の多いものをすることに。
スポットタイプもいくつか取り寄せてテストしましたが、ソフトボックスを使用しないと光源が強すぎて光が強すぎるといった問題と、バッテリーでの運用がしにくいものが多く、野外でのロケやフレキシブルに使えないといった問題も多く、やっぱりパネルライトが一番動画には向いてる感じということで、AputureのAmaran P60xを導入することにしました。
あと、モノブロック系の照明は長時間使用するとオーバーヒートしやすいので、そういった意味でも長時間つけっぱなしの撮影が多い、動画撮影にはあまり向いてない。
弊所で機材を新規で導入する際は、そういった点からも必ず長時間電源を入れっぱなしにしてストレステストを行います。
長時間の撮影が多いので、排熱箇所を最小限塞いでどれくらいで電源がシャットダウンするかなど、ストレステストを行う。
それぞれの機材が何時間連続で使用できるか、カタログや公式のスペックだけで確認するのではなく、実際に必要以上の負荷をかけて機材の限界を把握するのがプロの現場では重要です。
ちなみに音声周りも入れかを検討して、以前導入してこれまであまり使用してなかった2.4 GHz帯のワイヤレスマイク(DIJ MIC)もあらためてテスト。
これまでもRODE のMicrophones Wireless GOなどいろいろ試してます。
よく最近ではYOUTUBEなどでこの手のマイクを目にするとお思いますが、こんな使い方はクライアント案件では決して使えないし、そもそも邪魔でカッコ悪く、視聴者も演者も気になって映像的によろしくないですね。
あくまで趣味レベルやバックアップでしか使えないので現場では使ったことないです。
メインはあくまでソニーのB帯ワイヤレスピンマイクになります。
このタイプ。
ラベリアマイクも色々試しましたが、マイクの問題というより、本体との相性や接続の問題で事故リスクが高く、あまり安心して現場で使用できない。
ラベリアマイク自体は昔に比べて種類も多く出ていて、良いものも増えてます。
ただ2.4 GHz帯というのがよくも悪くも曲者で、手軽になった分、ろくな製品がなく、全て中途半端。
そういった点で今後発売を控えてるRODE の Wireless PROは完璧ではないがそういった不満点をある程度解消した内容なので、もう少し業務用途として実用性のあるものだと期待してます。
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