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映り込みに苦戦した撮影現場
年末が近づく中、今年は様々な状況変化もあり、思うように物事が進まない中々歯痒い1年でもありました。
そんな中で先月はお客様から食品用プリンターの製品紹介動画の制作をご依頼いただき、撮影を行ってきました。
お客様には素材撮りに必要な印刷サンプル用のクッキーやお菓子を沢山用意していただき大変たすかりました。
おかげで様々なアングルやカットが撮影できて、編集もしやすく絵がわりのあるいい映像に仕上げることができました。
撮影時ではタイトルにもあるとおり、本体が全面ステンレス製の映り込みの激しい製品ということもあり、ご依頼いただいた当初から本体への余計な写り込みが気になるというのが今回の撮影で一番苦労するところではありました。
映り込む製品の撮影の場合、基本的には製品や商品を周りを白や黒の膜等で囲って、周りの余計なものが写り込まないように撮影するのが基本ですが、今回はそれなりの大きさということもあり、白ホリなどがある大きなスタジオを借りるわけにもいかなかったので、可能な限り背景スタンドとトレペ、大型レフなどを使用して写り込みを抑えるようにあれこれ工夫しました。
小さな商品の物撮り程度であればもっと手軽にできるのですが、さすがにこのサイズになるとかなりの範囲映り込みます・・・
さらに形状的にも複雑なので、ちょっとした隙間や角度からでも、気がつくと細々映り込んでいて、確認するだけでも中々大変・・・
撮影アングルをちょっと変えただけで、セッティングもその都度大きく変わってきます。
限られたスペースで、可能な限りの機材を持ち込み、それ以上の効果を最大限に引き出す。
この日はこちらの製品以外に全部で2製品分撮影を行い、時間も予定より少々オーバーしてしまいましたが、なんとか1日で撮り切ることができて一安心。
この苦労が報われてお客様に喜んでいただけるよう、編集作業を現在進めている段階です。
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