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ビデオスイッチャー「Osee GoStream Deck Pro」を使用したセミナー、研修の収録

2024.03.04

年が明けて今年は研修やセミナーの撮影依頼が多く、2月はそれらの撮影を集中して行っていました。

通常セミナー講師に加えて、スライド資料も別途「ATOMOS NINJA」にてPCから直接キャプチャーしたものを編集時に合成しているのですが、毎回PCとの相性によって分配器を間にかませるとうまく認識しなかったり、長時間使用することでNINJA本体が熱をもって少々収録中もいつ熱暴走するか不安だったりといった感じで現場を行っていますが、今回は分配器の代わりに新しく出たスイッチャー「Osee GoStream Deck Pro」を導入し、収録を行いました。

このスイッチャーの素晴らしいところは、PCからの映像信号を安定させるだけでなく、本体でSDに直接映像を記録できること。

つまり、バックアップとしても機能する点です。

たとえATOMOSが熱暴走などでシャットダウンしたり、SSDエラーなどでデータが飛んでしまっても、別の記録用デバイスを使用せずに本体側で収録ができてしまう点です。

もちろんPinPやクロマキー合成など基本的なビデオスイッチャーの機能を備えた上で、収録機能もある。

これまでBlackmagic Design のATEM Mini Proを所有してましたが、こちらはストリーミング前提でモニターOUTが1つしかありませんでしたが、「Osee GoStream Deck Pro」はプログラムとプレビューの2系統HDMIで出力できて、メニュー内で両方プログラムにするなど切り替えも可能なので、分配器としても機能する大変優れたスイッチャーになります。

ATEM Mini Proとサイズ感もほぼ変わらず、アナログ要素を残し、さらに本体で記録もできる非常に使い勝手のよい機材。

各種設定や変更もPC入らずで本体のメニュー(プレビューモニター上)から直接設定・変更ができるので、無駄なPCやスペースを必要としません。

別日に使用した研修撮影の現場では6時間以上収録しても動作も安定しているので安心して収録が可能です。

これまでもいろんな機材を購入し、試してみましたが言えることは、現場で実際に使ってみないと本当の使用感というのはわからないということ。

近年はユーチューバーなどは散々機材レビューをしていますが、海外のガチ勢と違ってメーカーのプロモーション案件ばかりで、実際に現場で使用してんの?って思えるような内容ばかりで実際に?となるようなものもたくさんあります。

機材に関しては弊所もかなり頻繁にテスト導入しているので、プロの現場で実際に使えるのか、現場での使用感などその辺も含めて、今後お伝えできればと思っています。

 

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