03-5829-8440
スマホや小型カメラでちゃんとした映像は作れない?→そんなことはありません!
先月はお取引先からご紹介いただいたビルメンテナンス会社様のリクルート動画の撮影を行ってきました。
使用した機材は「DJI RS3」と一部で「Osmo Pocket 3」を使用。
インタビューシーンはソニーのα7sⅢとFX-30の2台を三脚に固定して撮影しました。
クライアント及び自分用のモニターにはAccsoonの CineView Nanoを接続してワイヤレスで映像を送信。
iphonとiPadに映像を映して確認できるようにしています。
相変わらず1日で大量のカットを撮影しないといけないので、いちいち三脚や照明をセットする時間もないので、照明に関してはインタビューシーン以外は使用しないで撮影。
撮影場所の時間の問題もあり、とにかくテンポ良く撮影しないと終わらない。
商品の物撮りなどと違い、内容によっては質感や仕上がりを考えると、機材的に照明が必須というわけでもありません。
雰囲気重視で色味だけ気にすれば十分な時もあります。
また高い場所や特殊なアングルの場合はDJI Osmo Pocket 3のような小型のジンバルでも十分な画質が確保できます。
ここでも設定はほぼオートで、気にするべき箇所は「色温度」と「ISO」だけです。
この2つをオートにしてしまうと、撮影するアングルや動きによって色味や明るさを勝手に調整しようとして不自然な映像になるので、ここだけは固定にして撮影することが必要になります。
以前、お問い合わせいただいた方から「以前の安い業者がiphonで撮影してるので、御社はちゃんとしたカメラで撮影できますか?」ということを言われたことがありましたが、その時も何が問題かよくわかりませんでしたが、今のカメラはサイズや形に関係なくスマホですら高性能、高画質なので、必要に応じて使い分けているのであれば、どのようなカメラ(機材)を使っても十分なクオリティーは確保が可能です。
逆に小さな現場に昔ながらのテレビマンのようなショルダー型のカメラを使ってる方が、機動性が低く、オーバースペーっくになる可能性もありますので、重要なのは現場や内容にあった機材選びも制作する側に必要なスキルだと常々思います。
最新記事
- 2024.11.18Inter BEE 2024 展示会用の製品紹介動画の制作風景
- 2024.11.08ジンバルを使ったハウススタジオでの商品紹介動画撮影 DJI RS3を使う
- 2024.10.29「実演をしない」実演士による実演動画の撮影
- 2024.10.12機材トラブルを最小限に抑えるために下見は重要です
- 2024.08.08限られた時間でのお店紹介動画の撮影とワイヤレスモニターの使用感
- 2024.07.21スマホや小型カメラでちゃんとした映像は作れない?→そんなことはありません!
- 2024.07.04梅雨時期の野外ロケは大変です・・・
- 2024.06.08「マッドマックス:フュリオサ」尺の長さではなく飽きさせないことの重要性
- 2024.05.27セミナー会場の設備確認と下見の重要性について
- 2024.05.02ワイヤレスモニタシステムとジンバルを使用したリクルート動画の制作
月別アーカイブ
2016年8月以前のブログはこちら(外部サイト)