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AbemaTVはやはり失敗?

2017.04.09

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先日ネットの記事で上がっていたニュースに注目。

 

「1年で200億円の赤字」――藤田社長が投資するAbemaTVの“謎”

以前からここでも書かせていただいたが、やはり大赤字の様子。

「動画元年」を謳って金儲けのために、動画ビジネスに参入した結果ですね

今はHulu、Netflix、アマゾンプライムなど低価格で大量の良質な動画コンテンツを配信しているサービスがあり、各放送局も自社や「もそういった所に「見逃し配信」など行っている時代です。

なのに動画コンテンツをたいして持たない(正確にはテレ朝の番組ぐらい)いちIT屋が、金儲けで目をつけたのが「動画」で、自分の「テレビ局」を作ってしまった・・・

なんかネット世代ってユーチュバーもそうだが、夢を叶えられなかった人が、ネットを使って擬似的に夢を叶える場所にしかなってないのかな・・・と感じてしまう。

200億ものお金をそんな所で赤字にするなら、もっと日本の映画や芸術や文化にお金を投資した方が、いいと思います。

では結局「動画元年」とはなんだったのか?

多分、「動画コンテンツが生まれやすい環境が整った」ことであって、動画でお金を儲ける、動画でビジネスをすることではないと私は確信しています。

2020年の東京オリンピックまでに、もう1回動画バブルが来そうな感じがしますが、その前に多分、ここ数年で動画マーケティングのやり方、そこに関わる会社のあり方、そしてYOUTUBEもつい先日、悪意のある動画にまで広告が出ることから大手の企業が広告出稿を停止したりして、一般のアフィリエイターに影響が出るような広告収入を「1万再生以下は発生させない」など、いろいろ変わってくると思います。

YouTube、1万ビュー以下のチャンネルは広告禁止に

今でも「テレビ離れ」などと言っている人たちがいますが、実際はいまだ多くの人がテレビを見ています。

そして、ネット上の話題のほとんどがテレビや昔ながらの新聞、雑誌等のメディアの情報です。

なのに、動画で金儲けをしようと様々な企業がここ数年で新規参入をしてきていますが、そんなに甘くないことを理解してほしい。

現実にそれらの動画マーケティング屋が結局AbemaTVと同じく、ただの電○や博○堂と同じ、テレビ屋の真似事をしているだけになってしまっている現在、これからインターネット上ので動画のあり方、扱い方も大きく変わってくるのではないでしょうか?

あと、AbemaTVは今回200億赤字を出したにも関わらず、今年も続けるそうです。

東芝のようにサイバー本体に影響が出ないといいですね・・・

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