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D2Cは消費者にも便利
「Factelie」(ファクトリエ)
https://factelier.com/
↑こちらのD2Cサイトは、最近私のお気に入りで、ショッピングだけでなく製造工場の紹介などもされていて読むだけでも面白いサイトです。また取り扱い商品の素材感や形態、お手入れ方法、実際にどういう工場で製造されているのかを紹介する動画など情報が綿密なところも、商品購入を検討するさいに信頼できます。
D2C(=ダイレクト・ツー・コンシューマー)という、B to B でもなくB to Cでもない「自社製品を直接(ダイレクトに)顧客に販売をする」ECでの新しい販路の形態が、昨年から特にコロナ禍の日本で増えつつあるそうです。
従来の通販サイトのように小売店側が仕入れた商品をネット販売をしたり、あるいはユニクロのように実店舗と並行しながらネット通販を行うのではなく、メーカーなどが実店舗を持たず直接サイトを運営し自社商品をネット上で販売する・SNS・インフルエンサーをを媒介として、消費者とのインタラクティブな関係性を利用しながら商品開発などに生かしていく形態の・・・・・・ことを言うのだそうです。
それはともかくとして、こういう形態は買う側にとってもなかなか有益な形ではないかと思いました。
現実には様々な販路が存在する中で、製造者が直接顧客に販売することは当たり前のようで当たり前ではないんですね。
勿論ECやD2Cに向いている・向いていない分野や商品は当然あるはずです。しかし今や本や雑誌は書店で買う時代ではなくなってしまったように、コロナ禍の中にある消費者は確実に実店舗からネットでのショッピングへとシフトしながら、同時に既存のネットショッピングへに対する不満も、一層表面化しているのではないでしょうか。
(私自身、以前は実店舗で購入していた服を、外出自粛のためにそのショップの通販サイトにアクセスしたてみたところ、サイトが見づらく結局紙のカタログを見た方が早いということになってしまいました。)
D2Cの世界では、そういった不満を解消したり、ストレスフリーでショッピングができる工夫もされている様子も見受けられます。
また、昨今のクラウドファンディングの隆盛からもうかがえますが、D2Cでは消費者からの「こういうものがほしい」という声を、通販サイトのレビューではなく直接企業へ訴えることが可能であるのも魅力的です。
Amazonや楽天モール等で、価格や送料を見比べながら気軽にまかなえる時代になった一方で、こうした販売形態に人気が集まっていくのも、興味深いものがあります。
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