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「M 愛すべき人がいて」がめちゃくちゃ面白かった
テレ朝(とAbemaTV)で放送の「M 愛すべき人がいて」が終わってしまって寂しいです。特別浜崎あゆみのファンでもなんでもないんですが、緊急事態宣言中にたまたま2話を見てからあまりの面白さに一気にハマってしまい古市憲寿と伊集院光の副音声付リミックスバージョンまで履修してしまう始末。多分、コロナで引き籠ってて暇だったんだと思います。
ほぼほぼコントのような、やたらテンションが高い芝居と素っ頓狂なセリフの数々が忘れられず、終わってしまった今もあのぶっとんだ面白ドラマがなくなってしまってふとさみしい気持ちになったりしています。
中でも、アユを売り出そうとするカリスマプロデユーサーこと「Maxマサ」の秘書・姫野礼香を演じた田中みな実の怪演ぶりが話題になりました。しかし、私は礼香さまともう一人、この人も是非推したいです。
アユをスパルタで叩きあげるカリスマボイストレーナー天馬まゆみ(水野美紀)先生です!
天馬先生、なぜかジャニス・ジョプリン仕様(見た目)です。なぜかいつもスタバのグランデサイズ(でかい)を手にしています。実を言うとここはニューヨーク・マンハッタンなんですが、緊張して待つアユの前に現れた天馬先生、いきなりアユにこう尋ねます。
「あなたがアユ?アーユーアユ?」
・・・私の友達はこのセリフを聞いた瞬間に「ヤバイ!このドラマは最後まで見なければ」と決心したと言っていました。
ニューヨークってすごいですね先生、とアユが話し始めると先生「ビークワイエット!静かにしろ!」と怒鳴りつけます。我々もアユも( ゚д゚)( ゚д゚) ポカーン となったところで、先生はさらにアユに命令します。
「歌え!シング!ア!ソング!歌え!」
「♪さーむーいーよーるーだーかーらー♪(棒)」
アユの歌いぶりにたいそうご不満な天馬先生、怒りにまかせてドラムを叩きならします(なんで?)
このくだりが面白すぎて、爆笑しながら何度も見返してしまいました。
(おかげで一人で再現できるようにまでなりました)
この後もなんか色々頑張ったりしながら(笑)、アユはトップアーティストに上り詰めます。
少々やりすぎ感が否めないドラマではあるんですが、役者さんが皆ものすごく真剣に演じているので、気が付くとその熱意に引き込まれてしまうのもこのドラマの魅力だったと思います。(真剣なあまり頭大丈夫なのかなと心配になるレベル)最終回で、アユがマサに言う最後の言葉は、結構聞いててしんみりしてしまいました・・・。アユはマサの作った虹を渡ったんだよ!
マサさん(三浦翔平)。
彼も「俺を信じろ!」「俺の作った虹を渡れ」など名(珍)セリフを残してくれました。
マサさんは仕事熱心なあまり周りにパワハラ気味で、いつも情緒が安定していないので一緒に働く人は大変だなあと思います。
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