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ハリポタは「オワコン」かという話
本日8月31日に遊園地「としまえん」が閉演します。練馬区に住んだことはありませんが、それでも子供のころから何度も遊びに行ったことのある遊園地だったので驚いたと同時に少々寂しい気持ちです。
それにしても、としまえんの広大な敷地はこのあといったいどうなるのでしょうか?
としまえん閉園は「半世紀以上前」からの運命だった? ハリポタ計画への長い伏線
跡地は防災機能をもった公園と「ハリポタの施設」に生まれ変わるということで、先ごろその「施設」について詳しい発表がありました。
このニュースが発表されるや否や、ネットでは賛否の声が沸き上がりました。どちらかというと、可視化できる範囲では否定的な意見が多いように感じました。
曰く「今更ハリポタ?」「ハリポタ映画が終わってずいぶん経つのに」「USJにあるのにこれ以上はいらないでしょ」等など。
意外に誤解されているようなんですが、今度のハリポタ施設はUSJにある「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」とは全く別のものです。既にロンドンにある、映画「ハリーポッター」及び「ファンタスティック・ビースト」のスタジオツアーが楽しめるアミューズメント施設です。としまえん跡地に予定されているものは、ロンドンに次いで二番目になるわけですね。
↓詳しい記事がありました。
としまえん跡地にハリーポッターのテーマパークがオープン!世界で2番目のスタジオツアー!
このツアー、実はロンドンでも未だに予約をとるのが大変な大・大人気ツアーです。世界中のハリポタファンがこのツアーのために熾烈な予約を勝ち取ってロンドンにやって来るわけです。
ちなみに、2021年に5月に新しいUSJが北京にオープンする予定です。
2021年開業のユニバーサル・スタジオ・北京 構成する7つのエリアを紹介
私個人はハリーポッターの大ファンなので今から楽しみです。
ハリポタに全く興味がない人にとってはちっとも面白くないこととは思いますが、否定的な意見をみると感情的なものばかりでハリポタファンからすると少々カチンときたりもします。よく言われている「ハリポタはオワコン」というのも、必ずしもそういうわけでもなく映画「ファンタスティックビースト」はあと3作の制作予定がありますし(コロナの影響で3作目の制作・公開が遅れています)、ハリポタ本編の続編「ハリーポッターと呪いの子」は上映開始からずっとロンドンでも大人気の舞台です。
「ハリーポッターと呪いの子」を上演しているロンドンのパレスシアター
「呪いの子」は2022年に日本でも日本人キャストで公演が始まります。「今更?」という意見もある一方、世界的には今も根強い人気がある作品だと思います。
一番の問題は、ハリポタが未だ人気があるかどうかというよりもまず2023年までの海外観光業の復活と、インバウンド(外国人旅行者)が以前のように日本に再び戻ってくるかが肝だと思います。
もともと、国内だけでなくアジア圏のハリポタファンを見込んだ計画だと思うので、コロナ問題が長引き、観光業を始めもろもろ状況が悪化するようだと危うい事業になるのでは?と思います。
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