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もったいないと思ったチラシの話
20時までの時短営業要請により、従来のメニューだけでなくテイクアウトにも力を入れる飲食店も多くみられるようになりました。私も行ってみたかったレストランが始めたランチ弁当や、串揚げ居酒屋さんのテイクアウトを買っていたりします。
先日、あるチラシがポストに入っていました。○○という焼き肉レストランのチラシのようです。アルファベット表記のなにやらかっこいい英語の店名で、最近はこんな感じの英語の名前の焼き肉屋さんが増えたなあ・・・などと思いながら眺めてたんですが「○○?駅前にそんな名前の焼肉屋さんがあったような?なかったような・・・?」今いちピンときません。
チラシには、焼き肉屋さんというよりも、おしゃれカフェメニューの紹介のようなデザインで、とてもカッコよく写された各種焼肉弁当のお写真と価格が掲載されていました。そして「○○の焼肉がテイクアウトでご利用いただけます。配達も承ります」と、電話番号が掲載されていました。
で、結構おいしそうなお弁当だし価格もちょうどよかったので「こんど駅前行ったときにでも買ってみよう~」と、このお店の場所はどこだろうとチラシをもう一度確認したんですが・・・載ってない。地図も住所も特に記載なし。チラシにある情報は店名と電話番号と焼肉メニューだけです。裏もみましたが裏はなにも印刷されてません。
一瞬、配達専門なのかと思いましたが「テイクアウト始めました」とあるので実店舗での営業もされているはず。
今時は店舗情報はQRコードでスマホで確認してくださいというスタイルも多いですが、QRコードもありません。
うーん。もしかすると、なんとなく聞いたことあるというだけで私が勝手に「駅前の焼肉屋さん」と思い込んでいただけかもしれません。結局どこにあるお店なのか、このチラシだけでは全くわかりません。店名を検索すれば済むんでしょうが、そこまでするかというと・・・正直、もう面倒になってしまいました。
そしてなんだかもったいなあと思いました。せっかくおいしそうなお弁当のチラシで「買いたい」と思ったのに、肝心のお店の情報が電話番号と店名しかありません。知りたい、と思った情報があるべきところに載っていないのはちょっとしたストレスです。
情報を整理するのは大事ですけども、おそらくチラシというのはお弁当を買ってもらうだけでなく同時にお店の存在をも告知する意味もあるはずですし、引いてはお店の信用にもかかわってくるとも思います。
伝える側の「伝えたい」情報だけでなく、受け取った側が「知りたい」と思う情報も考えたうえで作らないと・・・特に今のこの厳しい営業状況のなかで作られたであろうせっかくのチラシがもったいないと、もどかしい気持ちになってしまいました。
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