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青天を衝け
昨日からNHKの大河ドラマ「晴天を衝け」が始まりました。
今年はコロナで収録がずれこんでしまったのでこの二月の半ばというタイミングですが、前回の「麒麟が来る」は昨年の緊急事態宣言の頃にはよもや打ち切りになるかも?と噂されていたたので、先週無事に最終回の本能寺が迎えられて感無量でした。
「麒麟」は思えばコロナだけでなく他にも沢尻エリカの降板や三河のスパイ役の岡村の炎上発言といった予想外の事件に見舞われてしまってなんだか気の毒なドラマでした。
が、代打で帰蝶様を演じた川口春奈はむしろよくハマっていましたし初期の頃は事実上の主役だったモックンの斉藤道三や、染谷将太の承認欲求が強すぎていろいろ情緒ヤバめな織田信長は斬新でした。本能寺に至るまで徐々ににすれ違っていく信長と長谷川博己が演じる爽やかでカッコイイ明智光秀とのドラマは、最後まで緊張感があって飽きませんでした。
始まる前は「明智光秀~?なんか地味~」とか「いまいち盛り上がらなそう」「パッとしない題材」などと言った意見が多かったんですが、最終回は大好評で終わったと思います。個人的にはラストの本能寺を変にドラマチックに盛り上げようとせず、むしろ淡々とした演出で展開していたのが良かったです。
全体としては、やけにオリジナルの登場人物の出番が多かったとか、マチャアキの演技がわざとらしすぎて邪魔くさかったとかはありますが細かいことを言うとキリがありません・・・(笑)
「晴天を衝け」は吉沢亮が渋沢栄一を演じます。吉沢亮君、とにかくどのカットも「顔がいい」「顔が綺麗」(笑)!とくに目もとの端正さキラキラぶりがすごいです。はやくこの顔に慣れないと内容が入ってきません!
先日、ディーン・フジオカが渋沢栄一の親友・五代友厚として登場することが発表されました。おディーン様は、朝ドラ「あさが来た」でも五代友厚役を演じ、これで一躍名を馳せたんですね。当時五代ロスなとど言って、「○○ロス」という言い方が普及したのもこのころだったと記憶しています。「あさ」と脚本が同じ人なので「青天」でも再登板となったようです。(ちなみに「あさが来た」では、渋沢栄一は三宅裕司でした)
それにしても「あさが来た」でおディーン様が初登場したときには演技のひどさにびっくりしました(すみません)。しかしアメリカ帰りの五代様は英語が堪能だったとか、おディーン様の話される英語がとても美しかったので「ああ、それで~」と納得。「ファーストペングイン(ペンギン)」の話も五代様のおかげで知りました。
→【「ファーストペンギン」とは】
その後おディーン様は「モンテクリスト伯」などでも主演され、私も彼の演技は今ではむしろ味わい深いと感じています。皮肉じゃないですよ、本心(笑)!
そんなわけで「青天」の五代様にまた会えるのが、今から楽しみです。
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