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コロナ禍でのホテル事情
コロナ禍の影響で多大な損害を受けている観光・ホテル業界は、今までなかった様々なホテルプランを提案して話題になっていますね。
ラグジュアリーホテルによるリーズナブルな宿泊プランはSNSでもたびたび話題になっていますし、帝国ホテルの「月36万円のサブスクプラン」は好評で、当初の期間を超えて7月までサービス延長を決定したそうです。コンシェルジュなどが常駐してホテルのようなサービスを提供する高級マンションを「サービスアパートメント」と呼ぶそうですが、実際のホテルがそうしたサービスアパートメント事業に寄せてきている状況なんですね。コロナ禍での収益確保のためにアイディアをねん出する各ホテルのご苦労がしのばれます。
そうした各ホテルのバラエティ豊かなプランのなかで「おっ!ついにこういうのが出たか」というプランが・・・
東京近郊の場合、PCR検査キット・朝食付きで一室5000円とだいぶリーズナブルです。(検査キットは一室一人分のみ)
このプラン、最初聞いた時には「宿泊してPCR検査を受ける」と勘違いしてました。最近、民間のPCR検査の窓口が街に増えているので、そういうのと提携した検査プランなのかな?と。
全然違いました。(すみません)
宿泊前にあらかじめ検査キットをホテルから送ってもらって、宿泊予定者はキットを使って自主採取した検体を指定場所に発送する。検査結果が陰性であれば陰性証明書が届くのでそれを持ってホテルにチェックインする、という流れらしいです。陽性だった場合には全額返金してくれます。
どちらかというと宿泊客よりもホテル側にとって安心なプランなのかな?という気もしますね。入口での発熱チェックだけでは無症状感染者のチェックがしきれないし、限界がありますよね。とはいえ、PCR検査をしたところでそれもタイミング次第、いつ発症するのかはわかりませんから万全ではないんですが・・・。
しかし、海外ではすでにPCR検査も希望すればだれでもできるというところもあるのに、日本ではいまだに濃厚接触者ですでに発熱もある人がPCR検査をしてもらえない、といった話を聞きます。すごくいびつな状況になっているなあと思いますね。
ところで、こんなニュースも。
2021年の開業が待ち遠しい! ゲームファン必見、「任天堂」旧本社ビルを改装したホテル(GetNaviWeb)
ホテルに再生される任天堂旧本社ビルを見てきました(Tabiken 旅とビルと建築と)
これはいい~!特に任天堂ファンではありませんが、クラシカルな建物が素敵です。ぜひともいつか宿泊してみたい。
今年開業予定ですがこの状況ではどうなんでしょう。無事開業してほしいですね。
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