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「TENET」見ました????
クリストファー・ノーラン監督の「TENET」が、Netfixでの配信が始まったので見ました。色々と映画に関する反響を耳にしていたのでできれば劇場で見たかったものの、コロナのこともありなんだかんだ今頃になってしまいました。
しかし、見終わってちょっと思いました。
「映画館でみなくてよかったのかも・・・?」
というのも、開始早々「????」な展開、ぶっとんだ設定でとにかくストーリーを掴むのが難しい!!見ているそばから「ちょっとまって今の何?」「どういうこと?」の連続連続で、一回目見終わってすぐ後に二回目を見て確認したくなる(そして三回目、四回目と続いてしまう)映画なんですね。映像は大迫力な場面てんこ盛りなので、本当は劇場で見るに越したことはないんですが。
いかんせん内容を少しでも把握したいと思ったら、こうやって配信ですぐに何度もリピートできるのも大きいです。
しかし、ほんとに「これはどういう意味?この“組織”は?あの人は何者なの?プロトニウム?アルゴリズム?」と一回みただけではさっぱりわからず・・・。時間を「逆行」と「順行」しながら核戦争を起こして人類滅亡を謀ろうとする側とそれを阻止する側が戦うというのが超おおざっぱなストーリーなんですが、映像もトリッキーで見ていてすごく混乱します。
しかも主人公の名前さえも特に明かされないまま話だけはグイグイ進んでいくので、見ている方は( ゚д゚)?状態のまま最後まで突っ走ることになります。
じゃあこの映画がつまらないのかというとそんなこともなく。細かい意味がわからないにもかかわらず「一体最後はどうなるんだ」というサスペンスフルなストーリーなので気づけば手に汗握る展開に。後半は本当にハラハラドキドキでした。
難解映画【TENET テネット】攻略-文系にもやさしい徹底解説・考察 ※ネタバレあり
ところで本作のヒロインであるエリザヴェス・デヴィッキは身長が191㎝と高身長で、後部座席から足でブレーキを踏もうとするシーンは「は?」てなりました。どんだけ足ながいんだ(笑)。
ノーラン監督と言えばダイナミックなスペクタクル映像をCGを使わずリアルで撮るスタイルが有名ですが、今回も「逆行」でのアクションシーンや飛行機をぶつける場面などびっくり映像満載な中、一番記憶に残ったのはこのブレーキ踏む場面でした・・・(笑)
デヴィッキは「UNCLE」という映画でイタリアのゴージャズ・マダムを演じていた時の貫禄&オーラがすごくて、てっきり40近い人なのかと思ったら当時まだ20代で二度びっくり。悪側「セイタ―」を演じるのは名優として名高いケネス・ブラナー、私は個人的にはあまり好きな役者さんではないんですが今回のセネターは恐ろしい暴力性と虚無感を伴った人物でそんな不気味さを余すところなく演じていてとても良かった(&めちゃくちゃこわかった!)です。
とにかく最初がとっつきにくいので、「見て~」と気軽にお勧めしにくい映画ですが、見始めたら最後まで止まらなくなる不思議な映画でした。
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