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映画「モスル」

2022.01.20

また感染の危険度が上がってきました。年が明けて見たい映画もいろいろあったんですが(ハウスオブグッチとか!)外出を控えた方がよさそうです。残念。映画館自体は換気もよくできているそうなので、満席でもない限りさほど気にすることもないんですが、繁華街に出かけるのを控えたいなあという感じです。

さて、先月、「モスル あるSWAT部隊の戦い」という映画を見ました。あまり前評判も聞かずに見に行ったら、面白かった。

「モスル」というのは、イラクの大都市の名です。そこで例のイスラム国を称する連中と激戦を繰り広げているイラクのSWAT部隊による「ある作戦」の話です。
「アベンジャーズ」のルッソ兄弟が制作に携わっているというのが売り文句のひとつ、バリバリのハリウッド作品ではあるんですが全編英語ではなくアラビア語、出てくる俳優もすべてイスラム系と、ちょっと異色のミリタリーアクション映画となっております。
冒頭からいきなりハードな銃撃戦で驚きます。主人公は就任まもない新米警察官で「ルーキーがいきなり難解な状況に巻き込まれるあるある~」、なりゆきでSWAT隊と行動を共にする羽目になります。このSWAT隊の隊長がとにかくすごい人(笑)。強いし賢いし、主人公もものすごい速さで兵士として覚醒していきます。
行動をともにするうちに、「この部隊、なんかちょっとおかしいぞ・・・?」主人公は疑問を抱き始めます。「この部隊なんの任務なの?」聞いてもだれもちゃんと答えてくれません。
疑問を深める主人公「なんか隠してる?」「なんで隠すの?」・・・と観客も主人公もなんかモヤモヤしながら映画は進んでいき、最後その秘密が・・・。

なかなかの佳作でした。イラクの荒廃ぶりにハードな戦闘描写と内容はシリアスですが、そこにステリー要素が加わりぐいぐい見れます。
もともとアメリカではネットフリックス公開の映画なんですが、なぜか日本では現在劇場公開のみ。
そのうち日本でも配信になるかもしれないですね。

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