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「THE BATMAN -ザ・バットマン-」

2022.03.28

マット・リーブス監督、ロバート・パティンソン主演「ザ・バットマン」観ました。
もっと早くに観に行きたかったんですが諸々タイミングがつかめず。上映時間3時間(!)ともなるとうまく日程をはかるのも難しくなりますね。

これでつまらなかったらもーほんともうどうしよう(ただでさえ年を取るごとに観る集中力がなくなっているので)という不安もありましたがそこはリブート版「猿の惑星」「クローバーフィールド」のマット・リーブス監督、手堅い造りのきっちり面白い「バットマン」映画でした。
個人的には昔のティム・バートン版みを感じる、ちょっとファンタジックな趣も。
それぞれ強い個性があったノーラン、ザック・スナイダー監督版バットマンの後で、さらにまた新バットマンをやるというのもなかなか大変なことだと思うんですが、この新しい「ゴッサムのプリンス」ブルース・ウェインへのアプローチは、アンドリュー・サーキス演じるお馴染みウェイン家の執事アルフレッドとの関係性も含めて良かったと思います。ロバート・パティンソンがバットマンってどうなんだろう、あんまりマッチョなイメージはないけどな~と思いましたがむしろ「これはこれで全然ありじゃないですか」でした。
そして安定のポール・ダノ・・・(笑)。いかにもこういうクセのある役のイメージが強い俳優さんですが「戦争と平和」といった文芸ドラマの主演もこなしている実力派です。(個人的に推している俳優さんの一人なので注目されてほしい・笑)
こういった俳優陣の雰囲気もあってか、アメコミ・アクション映画というよりはなんだか英国ゴシックミステリー映画と言った感じ。そこが物足りない、と感じる方はいるかもしれませんが、こういうバットマンも新鮮でよかったんではないでしょうか?
多分もう「銀行まるごと買ったった」富豪像よりも「財産?そんなもんどうでもいい」なブルース君のほうが今風なのかも。
しかし、画面がずっと暗くて目が疲れるのは仕方ないですがやっぱり3時間は長い・・・「あそことあそことあそこをもうちょっとカットしたら短くできるんじゃ?」などと考えながら家に帰りました。

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