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トップガン
トップガン観て来ました。もともと2019年公開だったのがズレにズレてようやく公開。トニスコ監督も既に鬼籍だし時代はとっくにF-14じゃないし今更どうなんだろ~?と不安値のほうが高かったですが純粋に面白かったです!
ちゃんと前作の続きとしてのフォローも丁寧にされていて意外にも青春爽やか感動ストーリーな仕上り、エンタメ映画として完成されててすごいと思いました。トム・クルーズの集大成でもあるしブラッカイマー映画のザ・ベダ・オブ・ザ・ベタというか究極の様式美を達成した作品かもしれませんね。俳優さんもビル・プルマンの息子さんルイス・プルマン、ジョン・ハム(さすがいい演技!)「ライトスタッフ」のオマージュ的配役のエド・ハリス様。80年~90年のハリウッドの代表的存在ともいえるジェニファー・コネリー、ラストシップみたことないんですが折々でマーヴェリックをアシストするのがかっこよかったチャールズ・パーネル、他にもいろいろ脇の俳優さんたちみんなみんなよかったです。
もう一つの主役である戦闘機ですが、ちゃーんと惜しみなく「みたいもの」を見せてくれます。私はスホーイのファンなので、洗練された素晴らしいSu-57の優美な姿がきっちりコブラを披露してくれて大満足です。デルタ翼最高です。ありがとうございます。
さらに言えばのっけからびっくりしたんですが、スカンクワークスのマーキングされたSR-71っぽい小さい子も必見です。「ななななんだこれ?」と帰ってから調べたらスカンクワークスがこの映画のためにデザインした機体だとか。SR-71はマッハ3ですが映画ではさらなる極超音速をマーヴェリックが目指します。(・・・あの機体どうなった・・・・?)
冒頭で「某(“ならずもの国家”=ロシア)国の基地にF-14がある」で笑いました。いきなり(笑)。乗せる気まんまんです(笑)。F-35ライトニングではなく、一応ミッション的な理由づけがあって今回の主力機はあえてのスーパーホーネットなんですが、ちゃんと「私たちが見たい形」でのトムキャットを映画では見せてくれます。
トム・クルーズはいつもなにやってもトム・クルーズと言われますが、今回は色々とかつての親友の息子に関してオロオロしたり涙ぐんだり、ミッションインポッシブルの超人的なトム・クルーズというよりむしろ人間的な演技が印象的でした。なんとなく旧作「トップガン」よりも「レインマン」のほうを思い出したり。年取ったトム・クルーズの面差しはどこかダスティン・ホフマンに似てきた気がします。兄弟役にしたひとセンスあるなと今頃気づきました(笑)
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