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オンラインでのナレーション収録を実験的に導入
コロナ禍で打ち合わせや会議がオンライン化する中、弊所でも打ち合わせのほとんどがオンラインで済ませることが多くなってきました。
そんな中で遅ればせながら弊所でも、ナレーション収録のクライアント立ち合いをオンラインで行うことにし、先月から実験的に行なっています。
システム的にはこちらで操作、収録する映像と音声をBlackmagic Design ATEM Mini Proに送り、PCに接続、その映像と音声をZOOMを使ってクライアントに送信しています。
ナレーターやオペレーション状況に関してはGOPROを使って配信。
クライアントには収録する映像と音声だけでなく、こちらの状況も確認できる仕様にしています。
収録環境は見た目上あまり綺麗とは言えませんが、それは最終的に整理するとして、事前に心配だったのがまずはクライアント側でチェックが可能な品質で配信できるかという点。
事前にこちらサイドで何度も確認や設定の調整を行い、確認に耐えうる品質まで持っていくのが結構大変でした。
配信ツールはMicrosoft Teamsも予定してましたが、細かな設定がやりにくいのと動作や画質、音質があまり良くなく、チェック環境には向いてないと判断し、現状ではZOOMのみの対応に絞ることにしました。
実際の収録では多少オペレーションに手間取りましたが、なんとか問題なく終了。
多少の課題は残りますが、実用性としては問題ないと判断。
今後も遠方のクライアント等に関してはこちらの体制で対応していきたと思います。
現状他社でもオンライン収録を導入しているところもありますが、実際にやってみた感想としては可能な限りリアルで立ち合いを行なった方が、より確認作業やコミュニケーションもスムーズで同じ空間で共有してこそ後々の修正や変更も少なく、安心感にもつながると思うので、状況に応じてご提案させていただく形になると思います。
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