HOMEブログ

SDXCメモリーカードだらけ

2023.02.01

弊所ではビデオカメラでメモリー記録ができるようになった当初(10年以上前)からいち早く取り入れておりましたが、当時のまわりのカメラマンや業者はDVテープ全盛期で、「メモリーなんか信用できない!」とよく言っていたものです。

当時弊所はセミナーや長尺の撮影案件が多かったことも多く、テープだと何度も使っているうちにブロックノイズが入ったり、保管用の場所もとるし、コスパも悪くバックアップを取るもの大変ということもあり、メモリーユニットがソニーから販売されてすぐに導入し、それまでのテープに対しての不安やコスト面も解消され、気がついたらあれだけ不安がった周りの関係者もいまじゃあメモリーカードで記録するのが当たり前になっています。

そんな便利なメモリーカードですが、今では種類もたくさん増え、新しいカメラが出るたびにカメラの性能に合わせるようにメモリーカードの種類も増えているのが現状です。

HD(ハイビション)までは、手持ちのメモリーカードである程度対応できてましたが、4Kになり、カメラが一眼になってから色々な設定で記録できるようになってからは、その都度各記録形式に対応した速度を持つメモリーカードを、カメラに合わせて買い替える必要が出てきています。

昨年カメラを買い替えた時に購入したメモリーカードがこちら

メーカーが「シリコンパワー」と「SUNEAST」の2社のメモリーカード

容量やV90という規格自体は同じなのですが書き込みと読み込みの速度が若干違う(シリコンパワーの方が若干遅い)

その分価格差が7000円ほど違うのですが、同じV90なので現在使ってる一眼カメラα7s3とシネマカメラFX30ではどの記録設定もほぼ使えるのはずなのだが、4K120Pに設定すると「V60以上を使え」と何故か出てくる?

V90を使ってるのに何故かな?と試行錯誤してフォーマットを何度もしたりしたがだめで、メモリーカードの書き込み速度の問題かと思ったりもしたがあれこれやって最近やっと問題が解決。

原因はカメラ本体のアップデートの問題で、最新版にアップデートしたらすんなりと認識して、対応する設定すべてを認識するようになった。

種類、読み書き速度、価格など、これだけいろんなものが出ると手持ちのメモリーカードの数も増えるし、金銭面でも負担が出てくるので、結局テープ時代になんだか戻ったような感じにもなります。(SDXC V90と言っても先ほど書いたように読み書きの速度が物によって違ったりするので・・・)

いろいろな機能やできることが増えるのはいいけど、所詮使う機能は限られているし、全てが必要かというとそうでもなかったりするので、あまり物の進化が早すぎるのも考えものだなとつくづく感じる瞬間でもありました。

 

 

 

 

月別アーカイブ


2016年8月以前のブログはこちら(外部サイト)
ブログ
映像・動画に関するお問い合わせ
NTPについて
ブログ 本音の映像制作 Google AdWords認定資格 NTPの制作方針 会社概要 スタッフ紹介