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目的別で映像制作を最適化!「本音の映像制作」

映像制作の準備・考え方・比較など、作る前に知っておくと便利なTIPS集。

間違った動画を配信していませんか?媒体に合わせて作らない動画は見られない。

前回は、企業の動画プロモーション活動の普及状況と、使用方法や目的の変化についてお伝えさせていただきましたが、今回は、掲載する媒体によって、どのような動画を作ればいいのかについて少しお話させていただきたいと思います。

配信する媒体によって、動画の内容を見直すことが重要

現在、企業が販促動画を配信する主な媒体は、

  • テレビ(地上波、CS、ケーブルなど)
  • 街頭ビジョン(地域に密着したコンテンツが中心)
  • デジタルサイネージ(駅構内、店舗の外内など様々)
  • WEB(時間や場所を選ばない、目的に合わせて用途が多種多様)

の4つに大きく分けられます。

近年では動画制作事業に参入するベンチャー企業も増えて、コスト面等でのハードルも数年前に比べてかなり低くなりました。

制作会社によっては、テレビCMのようなイメージ動画やアニメーションを使った動画を提案するところもありますが、流す媒体によっては作り方をよく検討しないと、思うような結果は得られません。

訪問したお客様を意識した動画の内容になっていますか?

動画をWEB上(ホームページ、ランディングページ)に載せる際、訪れた人が「何を知りたいのか」を意識して内容を決めていますか?

テレビや街頭ビジョン等の受動的な媒体は、イメージ重視のよくあるテレビCM的な作りでもいいかもしれません。

しかし、WEBのような能動的な媒体の場合、訪れる人は必要最低限の情報を既に持っている状態ということを意識した動画にすることが重要です。

CMを観たい人はいないのです

視聴者側の基本的心理として「CMは観たくない」。
これは誰でも分かっていることなのに、逆の立場になるとそれが中々理解できない。

テレビのような受動的な媒体は半強制的に見せることも可能ですが、WEBの場合はクリック1つですぐに離脱してしまいます。

「じゃあ、人を惹きつけられる動画を作ればいいのでは?」
と思う方もいらっしゃいますが、それにはリサーチやマーケティングに時間とお金が必要になります。

いつもクライアント様と意見がぶつかる部分でもありますが、そこで重要なのが、今WEB上で視聴数・反応が多い動画が一体どういったものなのかを知ることです。

結局シンプルが一番

では、WEB上で反応が高い動画とは何か・・・?
結論からいうと世間で言うユーチューバーのレビュー動画などです。

細かい説明は省きますが、ポイントとして

  • 作り方は非常にシンプル(分かりやすい)
  • 視聴者が観たいものを見せている(既に興味ある、ターゲットが明確)

逆に嫌われるのは・・・

  • 無意味に高いクオリティー(CGや抽象的なイメージ)
  • 価値観の押し付け(スペック重視、タレント起用、営業要素)

つまり、WEB上の視聴者は目的がはっきりしているので、テレビCMと同じことをやっても良い反応が得られないばかりか、YoutTubeのTrueView広告等はテレビCM以上に嫌われているのが現状。

決してレビュー動画がいいということではありません。
しかし、上記のようなポイントをおさえて媒体には媒体ごとに合わせた動画を制作することで、その効果は飛躍的に上がります。

さらにプロに頼むことで、営業ツールなど汎用性の高いものに仕上げることも可能です。

どうしても「動画制作=テレビCM」のような物を考えてしまいますが、今回の話から是非「媒体にあわせた動画の作り方」を参考にしていただければと思います。

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