HOME本音の映像制作動画制作の相場がじわじわ上がってきているのはナゼ?(3)
目的別で映像制作を最適化!「本音の映像制作」

映像制作の準備・考え方・比較など、作る前に知っておくと便利なTIPS集。

動画制作の相場がじわじわ上がってきているのはナゼ?(3)

思わず首を傾げてしまう映像制作業界の予算感。その3。

前回は、映像業界の「一式」はかなりアバウト。ということについてお話しました。

  • 1.動画制作の相場がじわじわ上がってきている
  • 2.アバウトなのは金額だけじゃない
  • 3.必要なクオリティと不要なクオリティ ←今回はここ

今回は、動画クオリティは高いほうがいい!と思ってはいるけど、
そもそもそれってどういうこと?というお話です。

知らないと、制作会社のカモになってしまうかもしれません。

前回の記事も合わせてご覧ください。

本音の映像制作
動画制作の相場がじわじわ上がってきているのはナゼ?(1)

本音の映像制作
その(2)― アバウトなのは金額だけじゃない

そもそも動画の「クオリティ」って何?知らずに作っている人は要注意。

色んな意味に捉えられる便利な言葉 「クオリティが高い」

クオリティって何でしょうか?

「クオリティ」とは「品質」。質のよいことをハイクオリティとも言います。

映像制作における質がいいとは・・・?

  • 映像が美しいこと
  • 有名人を起用すること
  • 細かい作りこみやCGを使うこと
  • ホームビデオっぽくないこと
  • 話題性があること

いいえ、違います。

テレビCMは、15秒、30秒というとても短い時間で内容を伝えるためにごちゃごちゃと説明しません。そして、出演料、出稿費以外にもテレビで流すための様々な規則を守るために調整する技術を持つ人、専用の機械、専用スタジオ等を経ているため、制作費はかなりの高額に。

それでもその15秒で得られる認知効果は大きなものがあるので、そのたった15秒に莫大な予算をかけて制作されます。

宝石屋に墓石を頼んでも仕方ない

例えば、最近「4K」という言葉をよく耳にしませんか?
「4K映像だからとても綺麗」とか。
数年前であれば、ハイビジョン、フルハイビジョンなど。

4Kの映像を、4Kの画質描写に対応したテレビで見たら、とても綺麗で感激するかもしれません。

でも、4K映像ではないものを、「4Kって綺麗だな~」と言っている人はとっても多いんです。

ネットの動画は4Kではありません。
DVDはハイビジョンですらありません。
再生する環境によって全然違ってきます。

4Kで見れないなら4Kで作っても無駄な費用がかかるだけです。
映像制作には、そんな省いても問題のない工程がたくさんあります。

いいものを作りたいからといって宝石屋に墓石を頼むように、石は石でも別物、映像は映像でも別物です。

「クオリティ」を上げる料金には際限がない

1回目(動画制作の相場がじわじわ上がってきている―その1)にお話ししましたが、映像制作ビジネスは人件費や作業効率の問題であまり利益が出ないのため

「テレビCMのようなハイクオリティ」を売りにして、
「テレビCMと同じ制作費」を取り、
テレビCMを扱う広告代理店、つまり「大きなマージンを取れる」
大手広告代理店的を目指さなければ、大きな利益が出ません。

表では「代理店じゃないからマージンは取らない」と言っている会社は多いのですが、実際はよくわからない項目名で上乗せされていることが多いので気づいていません。

ホームページでは「●●円で制作できます!」と言っていたのに、実際の見積額は6倍以上だった、桁が違った。さらには制作途中で、高い追加費用を要求された。などなど。

そもそもお互いが求める「クオリティ」が何なのかがずれていると、そこにかかる費用には上限はありません。

NTPのクオリティは、「目的達成のための実用性の高さ」

YouTubeや自社のホームページ、ビジネスで使用する動画なら、CMと同じ感覚で訴求効果を求めても、効果は期待できないことがほとんどです。

そもそもテレビでないので、見る人の意識が違います。

見た人が何かしらの行動につながらなければ、販促用ツールとしては意味がありません。

ニュータイププロジェクトの考えるクオリティとは、映像の美しさでもかっこよさでもなく、
お客様のニーズ(使用目的)に合わせた実用性の高さ。

見た目の充実さはプロとしてもちろんですが、販促の導入部分、クロージング、業務の効率アップといった、お客さまそれぞれの目的に合わせた「実用性」を考えた映像制作を大切にしています。

いかがでしたでしょうか?
ニュータイププロジェクトでは、日々、色々な声を聞き、お客様と同じ感覚をもって適切なご提案ができるよう努めています。

聞くにも聞けない、こんなことを聞いていいものかもわからない。
そんなときは疑問のままにしないで思い切ってご相談ください。

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