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映像制作の準備・考え方・比較など、作る前に知っておくと便利なTIPS集。
無駄な競争を避けて、高い費用対効果を!同じ土俵で相撲をしてはいけない相手とは?
今回は、「映画「カメラを止めるな」から学ぶ、動画の費用対効果」の第5回目。
- 1.低予算映画「カメラを止めるな」から
動画制作を取り巻く今の状況を分析する - 2.「安かろう、悪かろう」は昔の話
どこの制作会社が作ってもあまり変わらないの・・? - 3.大枚をはたいて安心を買うのは大きな間違い
「高いもの=いいもの」その根拠は? - 4.カッコつけたら逆に嫌われる今の時代
見栄えより「共感」「リアル」が受け入れられる理由 - 5.無駄な競争を避けて、高い費用対効果を!
同じ土俵で相撲をしてはいけない相手とは? ←今回はここ - 6.2019年これから重要になるのは「独自性」。
コンテンツを大量に作るのが勝利のカギ!
無駄な競争を避けて、高い費用対効果を!
同じ土俵で相撲をしてはいけない相手とは?
中小や個人事業主でよくやってしまう失敗として、大手や他社を意識しすぎてしてしまうことです。
例えばホームページやチラシのデザインなどがいい例で、他社を意識しすぎて同じようなデザインを採用したり、競うようにキャッチコピーや文言を真似したりして、本来持っている自社の強みや特徴が全くなくなってしまっているところが結構あります。
特にマーケティングやブランディングが分かっていない企業にその傾向が多くみられ、ヒヤリングの際に目的やターゲットを確認するとそのようなところに限って、スムーズに答えられないところがほとんどです。
しかし、大手でもほとんど場合、そのような重要なことを代理店などに丸投げしているケースがほとんどなので、そういう点では、中小だろうが大手だろうがあまり変わらないのが現状です。
しかし大手の場合、そのような状況の中でも多く集客が出来たり、沢山反応を得たりと、結果が大きく変わってくる場合があります。
それは「予算の規模」が大きく影響している場合です。
同じ販促にかける予算も中小と大手だと圧倒的に違うので、単純に「質」よりも「量」で勝るからです。
しかしそのような場合、気を付けなければいけないのが、単に費用をかけた物量作戦の場合、単純に「数字」と「結果」のみの報告で終わることが多いので、仕掛けた内容に対し、顧客が今回の販促に対しどこにどう反応したのか正しく分析する必要があります。
それらの分析をきちんと行い、再現性のある戦略がきちんと次回以降もできなければ、販促を行うたびに毎回大量の費用をかける必要が出てきます。
特に広告代理店や広告運用会社に丸投げしている場合、クライアント自身もそのあたりをきちんと分析・把握できているところも少なく、実際は「質より量」がもたらした結果だということも認識していません。
その誤った認識が次第に「高いもの=いいもの」になり、ますます予算の規模が膨らむだけでなく、代理店や広告屋を勘違いさせる原因にもつながるのです。
このように広告や販促にかける予算とその結果というのが、比較的に比例しやすいことを現実として考えると、予算をあまりかけられない中小が大手と同じようなことをやっても勝てるはずがありません。
例えば50万円の予算をかけて動画を作ってYOUTUBEで公開したとしても、大手の場合はその数倍の予算をかけて露出度の高いメディアに数多く出稿します。
つまり、そのようなところで勝負するのではなく、もっと自分たちの強みを深く掘り下げ、自分たちにあった販促方法を見つけることが先決と言えるのではないでしょうか。
そのためにも例え動画を使って販促を行う場合でも形だけ真似するのではなく、自分たちの商材の強みや特徴を伝えるために動画がどういうふうに活用できるのか?という視点から動画制作を検討する方がより効果も出やすく、変な競争に巻き込まれる心配もありません。
まさしく映画「カメラを止めるな」も大規模な予算をかけたハリウッド映画や人気海外ドラマ「ウォーキングデッド」のような作品をはじめから意識して勝負しているわけでなく、「アイデア」と「独自性」で勝負した結果、大成功したといえます。
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